2005年03月11日

遂に一般販売!「ヱビスビール超長期熟成」はうまい

1年ほど前に、サッポロビールは看板商品である「ヱビスビール」の「超長期熟成」を完全限定でモニター販売した。しかしアクセスが殺到してサーバがダウン、結局先着順から抽選に申し込み方法を変更したという顛末があった(そのときの私の文章はこちら、結局抽選には外れた)。

先日、帰宅して台所にはいると、いつも見慣れている「ヱビスビール」の缶の雰囲気が違うのに気がついた。リニューアルでもしたかと思い、見てみると「超長期熟成」の文字が。そう、遂に幻の「ヱビス超長期熟成」が一般販売されたのだ。
近所のスーパーでは1本280円という価格、これは黒ラベルなどの定番品よりも、あるいは通常のヱビスビールよりもずっと高い。駅のキヨスクで買う、サントリーの「ザ・プレミアムモルツ」よりも高い(こちらは1本260円)。とびきりのプレミアム価格といえる。

他に買い物もあったということで、妻がとりあえず買ってきたのは350ml缶で8本。なにはともあれ、夕食のお供で乾杯したが、期待に違わぬ、いや上回る味だった。
もともとヱビスは上品で力強い苦みの感じられるビールだが、それがさらに存在感を増し、同時にまろやかな甘みも強まっている。傾向としては上述の「ザ・プレミアムモルツ」に近いが、より深みのある印象を受けた(ただし、条件を揃えて飲み比べてみたい)。
今回は食事しながら飲んだが、簡単なおつまみを用意して休日にゆっくりと楽しむのも良さそうだ。少なくとも、渇いた喉に流し込むにはもったいない。まさに”急がないビール”
さっそくスーパーにて24本入りをケースで購入、どの程度の限定なのかよくわからないのだが、買えるときに買っておかなければ。

上述の通り、1本280円という値段は(探せばもっと安いところはあるのだろうけれど)、デフレが進み「第3のビール」まで出現した現状ではかなりの高額商品といえる。とはいえ、キリンのチルドビールよりも安いのだ。
ビールなんか安いのでいいや、とお考えのかたも多いだろう。最近では「ビール」と称して発泡酒しか用意していない居酒屋まである。けれど、「ヱビス超長期熟成」はビールというお酒の果てしない可能性や底力を実感させてくれる。飲む量を半分にしても、十分に満足できるはず。おいしいから、飲んでみて!

Posted by dmate at 2005年03月11日 19:44 | TrackBack
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