2005年03月09日

耳が...いや、頭が痛い〜伝わるblogの文章作法

「psychic.goo:1008」経由で読んだ"How to Write Compelling Blog Posts"。タイトルの通り、説得力ある、”伝わる”blogの文章作法を簡潔に箇条書きで20項目、さらにコメントをつける際のアドバイスが二つ。
いずれもなるほどと頷けるし、毎日読んでいるweblogの多くはこれらの要件に合致したものが多い。

極めて平易な英文なので、ぜひ原文をご覧いただきたいが、いくつかをピックアップする。

リンクしまくれ(Link like crazy) リンクによって、自身の主張を補強する情報を提供することが、次の簡潔で短い文章を実現できるカギなのだな、と納得できる。

書きすぎるな(Write less)250語前後を目処というから、おそらくスクロールせずに読める程度。私の文章はどれも失格。リンクせずに単体で伝えようとすることも長くなる原因のひとつだし、きちんとした推敲も必要。

余白を大切に(White space is your friend)正直なところ、画面での読みやすさを考慮したことはなかった。

このところ、私の長文癖は悪化している。
エントリの作成にあまり時間を割いていないため、推敲がほとんどできていないことも大きな原因だ。長い割には無駄が多く、読んでも得るところが少ないとなれば、いわばマーケティング不在ということ。読まれない文章はすなわち悪文だ。

リンクについてはこれまであえて積極的にしてこなかった。複数のサイトを見て回ることを読者に強要するようで嫌だったのだ。過去の自分のエントリを参照することも、同様の理由で避けてきた。
けれど、読者として考えると、必要なリンクをたどるのはむしろ新たなサイトとの出会いのきっかけでもある。

上記に引用はしなかったが、ジャーゴンを用いずにそのトピックに不案内な読者でも理解できるように書くべし、という指摘もある。短く簡潔に、しかしあれこれとリンクをたどらねば理解不能な文章にしないこと。簡単ではないが、良い文章とはそういうものだ。
我が文章に当てはめると、「耳が痛い」どころではなく頭痛がしてくるのだが、今後の改善にご期待ください。

Posted by dmate at 2005年03月09日 21:15 | TrackBack
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