2004年11月05日

自分が少数派になるだろう項目

「技術系サラリーマンの交差点」経由で、知った「Life is beautiful」での呼びかけ。『「お題」は「自分が少数派になるだろう項目ベスト10」である』とのことで、考えてみた。

1.会社は定時か、1時間以内に出る
  もちろん、仕事が立て込んでいるときにはそんなことはないが、普段はできるだけ時間内に集中して片づけ、さっさと帰るように努めている。これが少数派であること自体、職場の問題なのだと感じる。

2.東京ディズニーリゾートの年間パスポートを持っている
  かなりたくさんの所持者がいるはずだが、さすがに多数派ではないと思う。

3.朝礼で話すのが好き
  迷惑なオッサンのようだが...2分程度の短い時間で、それなりに内容のある話をコンパクトに収めるのはけっこう工夫が必要で、楽しいことだと思う。

4.映画「タイタニック」を観ていない
  ベストセラー本は買わない、読まない、といった天の邪鬼体質。「R25」もようやく今週号を手に取ったのだが、まだ開いていない。

5.小中学校の頃、夏休みは毎日NHKの教育テレビを見続けていた
  学年・教科関係なく終日見続けていた。このため高校野球は私にとって見たい番組をことごとく休止にする邪魔な大会に過ぎない。今でもテレビ中継は決勝戦くらいで良いのに、と思う。

6.こぎれいにはしていたいが、ファッションには興味がない
  これは少数派ではなく、ごく普通かもしれない。

7.会議やミーティングでは必ず発言する
  自己顕示欲というよりも、わざわざ時間を割いたのになんの貢献もできないのは無能を証明するようでなんとも居心地が悪い。「自分を無能と思いたくない」と言い換えれば多数派になるのだろう。

8.研修などで「ではだれか一人手伝ってください」といわれると必ず手を挙げる
  こちらは多分に自己顕示欲かもしれないが、好奇心もあるし、せっかくの機会なのだから実験台になってより多くの経験をしたいという気持ちもある。

10個にはならなかったが、こんなところか。
この「お題」、答えるのはけっこう難しい。趣味の領域などでジャンルを細かく区切っていけばいくらでも少数派にはなれるだろう(たとえば、「最初の放映時からランバ・ラルは格好いいと思っていた」とかね)が、それでは少数派になるための少数派でしかない。
全体としては多数派に属する安心感を求めながら、自分だけ、あるいは少数の仲間内だけの差異性を確保したい、というのではそれこそ世の多数派の行動を地でいっているだけのようにも思える。

こうしたことを考えるとき、私は自分という存在のアウトラインを手探りで見つけようとしているように感じる。
他人とは違う自分の確認であり、あるいはみんなと同じ自分を見いだして安心することもある。違いなど観点を変えてしまえば同質性の表れに過ぎないともいえるので、あまり深く考え込んでしまうと結論が出てこない。ある程度のところでやめておくのが、精神衛生上よろしいのだろう。

ところでこの「お題」、まさに朝礼の一言ネタとしてはうってつけ。
再来週に当番が回ってくるので、ちょっとアレンジして使ってみようかな、と思っている。

Posted by dmate at 2004年11月05日 21:07 | TrackBack
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