2004年08月16日

記事が消える

weblogをスタートしてもうすぐ半年になる。当初から毎日の更新などはできないと思っていたし、実際に週に2,3回というペースで落ち着いてきている。
夏休み中は時間があるのでいくつか書こうと思っていたのだが、かえって時間があると良くないようで、結局は何もせずじまい。weblogに手を入れたことといえば、コメントスパムを見つける都度削除したことと、「Living in Clover」エントリ「2929BLOG」エントリを元に、登録した記事をカテゴリ別に一覧できるサイトマップを置いた程度(上記のweblogに感謝いたします)。

もともとは自分が書きたいことを書きたいときに、という個人サイトだけに、更新をサボることは必ずしも問題とは思っていない(もちろん、定期的に訪問してくださる少数の方々には申し訳ないのだが)。けれど、weblogの設定上、一定期間が経過したエントリはトップページに表示されなくなっていくので、あまり多くの期間をおくと記事が何もなくなってしまうのはちょっとした恐怖だ。
読者としてみれば、weblogでトップページに一つか二つだけのエントリしか表示されないのは、非常にさびれた感じになってしまうし、ゼロともなると苦心をやめて放置されているかの印象を受ける。商店主としてはちょっと休憩のつもりで休んでいるのに、客の立場からは「おや、この店はつぶれたか」と見えてしまうようなもので、さっそく巡回先からはずしてしまうかたも出かねない。WEBサイトを運営する以上は読者の存在を前提にするわけで、せっかくの読者に悪い印象を与える見え方は避けたい。

実をいえば、この設定はこれまでに2度いじっている。最初は1週間前のエントリまでを表示していたが、一度10日に延ばし、今回再度15日に延長した。楽をしようと思うと、最新の5エントリを表示するといった管理方法が好ましいのだが、方法がわからずにとりあえずの対応を繰り返している。
もちろん、こんな対応がその場しのぎであることに変わりはなく、対策としては更新頻度を上げるのが本来の姿だ。書きたいことがないわけではなく、文章にまとめる手間と時間を惜しんでいるだけなので、やる気だけの問題といっても良い。
私は日記サイトや個人ニュースサイトはそれほど好きではなく、weblogといえば「blog::TIAO」のように個々のエントリがきちんとまとまった文章に仕上げられているタイプのものを好む。自分が書く際にも、ある程度結論まで書き上げないと気が済まないほうで、”〜ってどうよ”と問題提起だけで終わらせるのは気持ちが悪い。畢竟、個々のエントリにそこそこの時間がかかることになり、更新頻度はそれほど上げられないということになってしまう。

個人WEBサイトの更新はオーナーのペースでしか更新できるものではない。多くの読者を持ち、さばききれないほどのコメントやトラックバックを受け取るサイトであれば、読者の存在がサイト更新の動機につながるだろうが、ここはそれほどのこともない。
そんな意味では、放置すると記事が消えてしまうweblogの仕組みというのは、ずぼらな私には向いているのかもしれない。

Posted by dmate at 2004年08月16日 22:56 | TrackBack
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