2004年03月02日

なぜblogか、どんなblogか

発信形態としてblogを使ってみようと思ったきっかけはいくつかある。
ひとつは、メインのサイト(http://www.d-mate.com/)でのエッセイがいくつかのblogサイトで採り上げられ、各サイトの作者とのコミュニケーションが生まれたこと。かつてのパソコン通信と違い、あまりに広範囲に広がったインターネットでのコミュニケーションには積極的にはなれなかったのだが、blogの記述からある程度は「顔が見えている」相手との共通の話題をベースにしたコミュニケーションであれば、それほど時間を割けなくなった現在でも続けられるのではないかと感じられたのだ。トラックバックを使えば、コミュニケーションと自サイトでのパブリッシングとを同時に行えるという実感も得られた。そのためにはこちらもblogという仕組みを利用するのが手っ取り早い。
そしてもうひとつは、ディズニーのテーマパークの写真を中心としたサイトではコンテンツの拡がりには限界があること。もちろん、書いて公開する分にはどんなコンテンツでも可能なのだが、ミッキーマウスの写真を求めてサイトを訪れるゲストには全く関心のないテキストを増やすのは、八百屋で唐突にスーツを販売するかのような居心地の悪さが感じられるのだ。ターゲット顧客が違うのであれば、やはりブランドや店舗は別にすべきだろう。そして別サイトを設けるなら、テキストを書き、テンプレートに当てはめてhtml化してサーバにアップロードし、インデックスを書き換えるといった流れも簡略化したい。
こんな訳で、従来のサイトでエッセイと称して掲載していたコンテンツを、今後はblogで公開していこうと思う。エッセイとなるとそれなりのまとまった文章にしなければならないという意識が働いたが、長短にかかわらず簡単に掲示できれば更新頻度も上げられるだろう。自分自身の経験からも、更新頻度はサイトを訪れる上で極めて重要だ。とはいえ、断片的な文章やニュースへの一行コメントなどを載せるつもりはなく、多少はまとまった内容にしたいと思っている。また、従来サイトにエッセイとして掲載するものも残るだろうが、今の時点ではあまり厳密な方針は持っていない。
blogでコミュニケーションを意図するからには、かなり頻繁に更新しなければならない。コメントやトラックバックによるコミュニケーションを意図するのだから、それに耐えられるコンテンツを、ある程度広い範囲に届けることが肝要で、月に数回といった頻度では固定客はおろか、フローの訪問者すら増えないだろう。それなりの内容あるコンテンツを高頻度で送り出し続けることは容易ではないだろうから、できない約束ならしない方が良いのだが、仕事や私生活と仲良く同居できる範囲で続けていきたいと思っている。

Posted by dmate at 2004年03月02日 20:43 | TrackBack
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